【MTG】第36回蒼猫杯+第2次N村杯 in 蒼猫亭(2014.02.11)
私の贔屓にしている神戸元町のカード屋さん・『蒼猫亭』(http://usshee.blog50.fc2.com/)では、時々、『蒼猫杯』と題したちょっと豪華な大会が開かれています。
この蒼猫杯ですが、悲しいかな、開かれるのは祝祭日(サービス業逝きましたー)かつフォーマットは主にレガシー(私はやっていません!)という、私にとって参入障壁が滅茶苦茶に高い催しなのでした。

しかーし、2月11日の蒼猫杯は違いました。謎の祝日休みに加え、モダンフォーマットでの開催!これは私への天啓であると受け取り、即座に事前参加予約を済ませました。
優勝商品はフェッチランド!勝たなきゃ(使命感)


参加人数は16名。4回戦の楽しい旅のはじまりです。

今回の私の使用デッキは、緑白ヘイトベアー。



クリーチャー:30
4:《貴族の教主/Noble Hierarch》
3:《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
4:《レオニンの裁き人/Leonin Arbiter》
4:《復活の声/Voice of Resurgence》
1:《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
3:《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
4:《ロクソドンの強打者/Loxodon Smiter》
4:《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》
3:《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》

呪文:7
4:《流刑への道/Path to Exile》
3:《霊気の薬瓶/AEther Vial》

土地:23
3:《平地/Plains》
2:《森/Forest》
2:《活発な野生林/Stirring Wildwood》
2:《地盤の際/Tectonic Edge》
4:《剃刀境の茂み/Razorverge Thicket》
4:《幽霊街/Ghost Quarter》
2:《地平線の梢/Horizon Canopy》
4:《寺院の庭/Temple Garden》

サイドボード:15
3:《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender》
1:《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
3:《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
2:《呪文滑り/Spellskite》
2:《四肢切断/Dismember》
1:《窒息/Choke》
1:《倦怠の宝珠/Torpor Orb》
1:《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace》
1:《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》


緑白のビートダウンですが、《レオニンの裁き人/Leonin Arbiter》や《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》でフェッチランドなどのサーチを阻害したり、デメリット無しの《流刑への道/Path to Exile》を撃ったりと、色に似合わないいやらしい動きを実現しています。なので、ビートダウンというよりは、アグロ・コントロールと言った方が適切かもしれません。

《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》と《ロクソドンの強打者/Loxodon Smiter》も特徴的で、その打点の高さはもちろん、《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》の+1能力や《カラスの罪/Raven’s Crime》などを不用意に撃ってきた相手に痛い目を見せることが出来る、面白いカードです。

《復活の声/Voice of Resurgence》は能力の強さも然ることながら、そこから出てくるトークンも緑白であることで、《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》と合わせてフィニッシャーになり易くなっています。

サイドボードの《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender》は、《紅蓮地獄/Pyroclasm》や《稲妻/Lightning Bolt》といったカードから"クマ"たちを身を挺して守る、非常に重要な役目を持ちます。サイドイン率はぶっちぎりの1位。

《呪文滑り/Spellskite》は、《霊気の薬瓶/AEther Vial》から出すと、相手の除去呪文に対するカウンターじみた動きが出来て面白いです。禁止改定後の今では、4という高いタフネスが《野生のナカティル/Wild Nacatl》にとって高い壁になってれるのではと、密かに期待しています。

《窒息/Choke》は、MOで当たった同型使いの外国の方に教えていただいた1枚。英語で
「コノカードデ、トリココントカヲボコボコニスルンヤ!」
みたいなことを言っていたかと思います。たぶんそう言っていました。

このデッキの弱点は、何よりアグロデッキに弱いことですね。以前までは気にならなかったのですが、Zooというデッキの再興の気配がある今、正面から取り組まなければならないテーマであると感じています。



第1回戦 黒単《ストロームガルドの災い魔、ハーコン》ドレッジ ×○×


高校時代からの友人との1戦。高校を出てから、どれだけ経ったろうね。。。

相手のデッキは、『発掘』能力で《恐血鬼/Bloodghast》や《ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge》などの、墓地に落ちることがデメリットとならない……むしろメリットとなり得るカードをひたすらそこに落とし続けた後、然るべき方法をもってそれらを墓地から這い出させ、殴り勝つデッキです。

しかし、『発掘』に係るギミック以上に問題なのが、このデッキには《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier》と《ストロームガルドの十字軍/Stromgald Crusader》のプロテクション(白)兄弟がおり。メインデッキでは、ほぼ対処不能なのです……。さらに性質が悪いことに、彼らのクリーチャー・タイプは騎士なので、《ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge》とは非常に仲が良い。

1本目はやはり取れずでしたが、2本目はサイドボードの《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》が賛美お姉さんの助力を得てライフを削り切りました。しかし、反撃もそこまで。
プロテクション(白)に加え、騎士のクリーチャー・タイプを持つ《名も無き転置/Nameless Inversion》の奔流に耐えられず、そのままゲームセット。ヘイトベアーの長所を活かせないまま負けてしまいました。

唯一プロテクションに掛らず、墓地対策までこなす《漁る軟泥/Scavenging Ooze》を巧く使うことをもっと意識するべきでした。あとは、クリーチャーを用いない墓地対策もサイドに忍ばせておいたほうが良かったですね。ドレッジ意外にも効きますし。



第2回戦 エスパーコントロール ○×○

ぶこんさんとの1戦。先にフリーで1戦交えたことがあり、その際の感触は上々でした。

しかし、《喉首狙い/Go for the Throat》や《未練ある魂/Lingering Souls》などででこちらの攻勢を遅延させられると、空から《天界の列柱/Celestial Colonnade》に殴り倒される……油断はならない!

コントロール相手、それも3色ならばマナ基盤を崩すことだと、《レオニンの裁き人/Leonin Arbiter》と《幽霊街/Ghost Quarter》のシナジーを活かすことに重点を置きつつ殴るようにしました。
そして、サイドからは恐怖の《窒息/Choke》……初の実戦投入でしたが、使われる側には絶対なりたくないなと思うほどの畜生エンチャントでした。刷ってはいけない類のカードですね……。

青白系デッキに当たるときは、《修復の天使/Restoration Angel》をもっと意識しないとな、と感じました。



第3回戦 白t赤ソウルシスターズ ××

1本目の1ターン目に《魂の管理人/Soul Warden》を見た瞬間の絶望感といったら……。

白状しますと、MOを含め、20回以上はヘイトベアーでこのデッキと当たっていますが、1回も勝てていません。私が下手と言うのが主因なのは間違いありませんが、それでも1回はまぐれで勝っていてもおかしくないところ。それすら無いのです。
案の定ライフは安全圏の更に上を行く50を超え、《二の足踏みのノリン/Norin the Wary》のおかげでぶくぶくと大きくなった《教区の勇者/Champion of the Parish》がワンパンチ。大金星はなりませんでした。



第4回戦 青黒フェアリー ○×○

私にとって未知のカード、《苦花/Bitterblossom》。そして、フェアリーという未知のデッキ。
とにかく、《苦花/Bitterblossom》と《霧縛りの徒党/Mistbind Clique》、《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》という3枚を念頭において戦うようにしました。どう動くか分からない、と思考停止しないようにだけはしなくては。

結果的に、フェアリー達は《流刑への道/Path to Exile》を、《変わり谷/Mutavault》や《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》には《幽霊街/Ghost Quarter》を首尾よく合わせることが出来、辛くも勝利となりました。

クリーチャー化するタイプの土地をしっかり壊せるか壊せないか、というところがかなり響いてくるなと思いました。あと、《苦花/Bitterblossom》は部族エンチャントだったのですね……これはちゃんと知っておかないといけなかったです。




ということで、蒼猫杯は2勝2敗という結果に終わりました。分不相応ながら優勝を目指していたので、まだまだ満足出来ません。ヘイトベアーが自分の手足のように動かせるまでしっかり慣らして、次に臨みたいです。







……その30分後、次がやってきました!


「それでは、第2次N村杯の参加受付を始めます!」


そうや……今日はN村杯の王者になりにきたんや……!



『N村杯』と申しますのは、つまるところ、蒼猫杯の第2部です。しかし侮る勿れ、こちらの優勝商品もフェッチランド!準優勝でも思考囲いプレイマット!絶対勝たなきゃ(使命感)

参加人数12名でスタートです!




第1回戦 青赤ウルザトロン ○×○

対ウルザトロンは、明治さんと多く戦ってきた経験から熟知していたつもりでしたが、このカラーリングのそれと当たるのは初めてで、ここでも私の勉強不足を露呈してしまいました。


ところで勉強不足といえば、私は英語が苦手です。英検5級、ガチガチの文系なのにTOEICは本気を出しても570点、高校時代にはALTの先生にキレられる、英検5級、そもそも日本語が怪しい、英検5級、といった具合に。


なんと、対戦相手は英語圏にお住まいの方でした。日本語は、ほんのちょっとわかるとのことでした。さあ、マジックで国際交流の時間だ!

対戦前には、「Good luck!!」「You too!!」。こういうの、いいですよね。日本人同士で、日本語で同じやり取りをすると気恥ずかしさが出ちゃうかもしれないです。でも、「良いゲームにしましょう!」くらい言ってもいいと思います!

《探検の地図/Expedition Map》に対応して《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》を出したときなどのリアクションのデカさも面白かったです。「Really!?(ホンマでっか!?)」って言っていました。

ここに来て思ったことは、英語(日本語)が分からなくても、マジックを介せばそれはまったく関係が無い、ということでした。2人で笑いあいながらプレイ出来ているというのは、そういうことなのでしょう。

最後は、「Good game!!」。握手で試合終了!またやりたいなあ!



第2回戦 トリコロールコントロール ○○

明治さんとの1戦。

3色のコントロールと対峙するときは、マナ基盤を崩す。最適解かどうかは正直分かりませんが、経験上、それが出来れば勝てている……ならば今回もそれで!

キーカードたる《レオニンの裁き人/Leonin Arbiter》は、《霊気の薬瓶/AEther Vial》から安全に出すことを出来るだけ心掛けました。《呪文嵌め/Spell Snare》が刺さりまくるという構造的欠陥を、バイアルは上手く埋めてくれています。そして、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》もそのスペックを遺憾なく発揮してくれました。

そして、2本目にはあの畜生エンチャントが通ってしまいました。なんやこの厨カード……

勝利はしましたが、おそらく私のヘイトベアーの手の内がまだはっきり見られていなかったから勝てたということだと思います。対策をしっかり取られるであろう次回も、しっかり勝てるようにしないといけません!



第3回戦 Zoo ××

ここで勝てば優勝!
しかし、そう簡単に優勝は出来るものではありません。最後には必ず、壁が立ちはだかります。ヘイトベアーよりずっと早く、そして大きい。

そして、今回も悲しいことに、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》と《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》を無事に成長させてしまい、おまけに《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》から呼び出されるトークンにより、反撃の機会を失ってしてしまう結果になりました。

危険なデッキと分かっていながら、対策を十全に講じることが出来ていなかったことが、本当に悔やまれます。速度では勝てないので、クリーチャー対策と、あとは空から殴れるようにもしたいです。



残念ながら、ここでも優勝を優勝を逃してしまいました。まだまだ練習不足でした。
逆に言えば、練習をもっと積めば、もっといいところに行けることだと思うので!プラスに捉えていきます。

気になる順位は、何と準優勝!ということは…………プレイマットだー!!!!!!!!


次の蒼猫杯はいつ参加出来るか分かりませんが、それまでモチベーションを高めておきます!!!次回は勝つ!!!!!

コメント

苛立たしいリュウジ
2014年2月17日23:19

その後フリーでバーンに焼かれるマン

やまちょん
2014年2月17日23:20

>苛立たしいリュウジさん

罠の橋だけは絶対に許さん!!!!

直矢
2014年2月17日23:52

プロテクションの色が間違ってるマン

やまちょん
2014年2月17日23:54

>直矢さん

おぼぼぼぼぼぼぼ

ご指摘感謝ですぞー!

カカオRRBBBUU
2014年2月18日1:28

言うてやまちょんZoo舐めてるからな

やまちょん
2014年2月18日1:50

>カカオRRBBBUUさん

舐めてないです。

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